中学3年生及び保護者の方へ

中学3年生の方は、いよいよ卒業ですね。おめでとうございます!

中学を卒業すると、医療費の助成も卒業つまり終了してしまいます。どういうことかといいますと、医療保険では、現在は医療費の3割を患者さんにしていただいてます。しかし、子供のうちは病気も多いから、残りの3割も負担しましょうと自治体が助成してくれています。生まれてから小学校入学前までは、乳幼児医療証、小学校から中学校までは子供医療証が発行されます。これらで残りの3割分が助成されるのです。

ですので中学3年生が医療費負担なしで受けられるのはあとわずか。むし歯や歯石など気になるところはありませんか?

今のうちに受診することをお勧めします!

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麻酔薬を温める?

寒くなってくると、水が冷たくなりますが、当然麻酔薬も冷たくなります。実は、冷たい液で注射すると、注射時痛みが強くなることがあります。そこで麻酔薬を体温と同じ温度にすると、痛みが少なくなります。この器械は麻酔薬を温めるものです。

このように、できるだけ痛みの少ない治療を心がけています。

インフルエンザ等の予防接種の注射は、ワクチンなので、加熱すると中身が変性してしまうためこの装置は使えません。予防接種の痛いのはガマンです。

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銀歯を白くする

前回の続き、コンポジットレジンの話です。虫歯の治療で詰めた銀歯、最近ではコンポジットレジンで、歯と同じに白く詰めることができます。これにより以前の銀歯を詰め替える方も増えています。

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コンポジットレジン

前回の続き、「コンポジットレジン」についてです。むし歯の治療は、穴を開けて、むし歯を取り除いた穴に、修復材を詰めます。かつては、型をとって作る銀歯や金歯が主流でしたが、最近は歯の色と同じセラミックや、コンポジットレジンで詰めることが多いです。
コンポジットレジンの長所は、保険適応なこと、型を取らないので1回で治療が済むことです。短所は、口を長く開けていなければならないこと、口を大きく開けられない方は難しいこと、大きな穴には不向きなことです。
多くの方は適応し、良好な結果を得ています。
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新照射器導入

虫歯で削った後の穴に、「コンポジットレジン」と言うプラスチックとセラミックを混ぜた材料を詰めます。このコンポジットレジンは、特殊な光を当てると固まります。この光を出す器械が、「照射器」です。

この照射器、10年くらい前までは、光源がハロゲンライトで、固めるのに1回30秒かかりました。数年前からLEDライトに変わり、10秒で固まるようになりました。今回の新型は、さらにハイパワーとなり、5秒になりました。

口の中で行う作業なので、時間が短い方ほど口を開ける時間が短くなるので、患者さんは楽になりますね。


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