肺炎が3位に浮上

厚労省から死亡要因のランキングがでました。1位は悪性新生物、つまりはがんです。2位は心筋梗塞などの心疾患。そして3位が肺炎です。3位と入れ替わった4位が脳梗塞などの脳血管疾患です。

肺炎で死亡する大部分が高齢者です。体力や免疫が落ちていることもありますが、何といっても多いのが、誤嚥性肺炎です。誤嚥とは、空気を取り込む気管に異物が入り込むことです。通常は異物が気管に入ると、むせて咳をしますが、体力低下で出せなかったり、筋肉の緩みで気がつかないことがあるのです。異物も食べ物だけではありません。唾液、痰、水なんでもありえます。歯に付いている細菌とこれらが混ざり合い誤嚥すると肺炎を起こすのです。

夏なのに肺炎を起こした方、原因不明でよく熱が出る方要注意です!

誤嚥や摂食嚥下障害を理解している歯科医師にご相談ください。